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              まりこの書道  


     2018.6.25





  (有段者半紙A部競書課題)

   久保田 渓岳 先生 書 (臨書 草書)

  浪翻魚出浦花動鳥移枝   ― 辛愿

  (読み)
  浪翻って魚浦(ほ)を出で、花動いて鳥枝を移す

  (大意)
  浪が起っているのは魚の浦をでるためであり、
  花が動いているのは鳥が他の枝に移ったからです






  (有段者半紙B部競書課題)

   室岡 春石 先生 書 (臨書 行書)

  晩來風信好并發上江船   ― 張繼

  (読み)
  晩來風信好く、并せて發す上江の船

  (大意)
  晩になって來風の信(たより)もよく、それで長江を上る船が出た






  (楷書細字の部競書課題)

  世古口 秀 先生 書 (臨書 楷書)

  (読み)
  節は黄梅に入りて雨絲に似たり。冥濛たる樹色簾帷に暎ず。
  露芽一喫して昏眼を醒ます。墨を磨して間に臨す北魏の碑。

  ― 梅雨  呉石 先生詩









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