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              まりこの書道  


     2018.4.25





  (有段者半紙A部競書課題)

   久保田 渓岳 先生 書 (臨書 草書)

  落花開戸入啼鳥隔窓聞

  (読み)
  落花戸を開きて入り、啼鳥窓を隔てて聞く

  (大意)
  散る花は霏々として戸をあけて入るかと思われ、
  鳴く鳥は窓越しに聞こえるのである。






  (有段者半紙B部競書課題)

   室岡 春石 先生 書 (臨書 行書)

  (読み)
  更に留めて深語せんとすれば、重城暮色催す
    ― 周賀

  (大意)
  更に引留め心のこもる話をしようと思ったが、
  彼方の城市に夕暮れの色が迫ってきた。






  (楷書細字の部競書課題)

  世古口 秀 先生 書 (臨書 楷書)

  (読み)
  夜、香山に宿して感を發すること多し。
  南樓は置酒し北樓は歌う。
  カツ来試みに問わん豪遊の客。
  聴いてケン聲に到れば意如何。

  伊香保温泉  呉石 先生 詩









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