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              まりこの書道  


     2017.12.25





  (条幅半截の部競書課題)

  白絲瀑 西脇 呉石 先生 詩 (臨書 草書)

  飛泉如玉簾 ひせんぎょくれんのごとし
  総是霊峰水 すべてこれれいほうのみず
  造化妙無涯 ぞうかのみょうはかぎりなし
  飽観渓谷美 あくまでみるけいこくのび

  (語釈)  玉簾ー玉で飾った簾  霊峰ー富士山








  (有段者半紙A部競書課題)           (有段者半紙B部競書課題)
     久保田渓岳先生書 臨書 草書         室岡春石先生書 臨書 行書   

  風將夜共静空與月倶明 (朱超道)       苦吟竟不睡燈火耿三更 (館柳湾)

  かぜはよるとともにしずかに、           くぎんついにねむらず、
  そらはつきとともにあきらかなり          とうかさんこうにあきらかなり

  (読み)                         (大意)
  風は夜となるに従い共に吹きやみ、       詩はなかなかできず、とうとう眠れない。
  空は澄んで月とともに明らかである       行燈の灯りは、真夜中にほの明るくともっている。








  (楷書細字の部競書課題)           (随意A部競書課題 自運 行書)
     世古口秀寳謳カ 臨書
                              樂莫樂兮新相知
  一家守歳坐三更
  聴盡霜鐘百八聲                 (読み)
  朔北奇寒應徹骨                 楽しみは新しく相知るより楽しきはなし
  従軍兒在徳州城 
     (除夜書感 呉石先生詩)         (大意)
                              楽しみのなかで、新しい友を得るほど
  (読み)                       無上の喜びをもたらすものは他にない
  いっかとしをまもってさんこうにざす
  ききつくすそうしょうひゃくはちのこえ
  さくほくのきかんまさにほねにてっすべし
  じゅうぐんのじはありとくしゅうじょう







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